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0歳児赤ちゃんと飛行機に乗った体験談。準備する荷物は?ミルクは持ち込める?

赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるの?

出産後初めて飛行機に乗ることになったのは娘が生後2か月の時。赤ちゃん連れで飛行機に乗るときは下記のことが気になると思います。

  • 生後何か月から搭乗可能なのか?
  • ミルクは液体で持ち込めるのか?
  • 荷物は何を持っておけばいいのか?
  • どのあたりの座席がいいのか?

今回は実際私がひとりで2か月の娘を連れて飛行機に乗った時の体験も含めてお話します。

まずは生後何カ月から飛行機に乗れるのか?ですが、私がいつも利用しているANAは生後8日から搭乗可能でした。調べたところ、JALも同じようですね。

もちろん同伴者が抱きかかえることが条件ですが、そんな生まれてすぐ乗れてしまうんです。(これは以外だった…)
ただし、離着陸時は気圧が変化し耳が痛くなったりすることがあるので、生後1か月以内の搭乗は控えましょう、という小児科も多いようです。

飛行機へのミルクの持ち込み方

一番悩んだのがミルクをどのようにして持ち込めばいいのか?という事でした。

CAさんもいるし機内でお湯は用意してもらえるだろうから、粉ミルクと哺乳瓶だけ携帯すればいいのかな…と最初は考えていました。
でもCAさんが付きっ切りな訳では無いので、自分の欲しいタイミングで対応してもらえないんじゃないか…と、心配になりました。

そうなるとやはり、ミルクはあらかじめ哺乳瓶で作っておいて、持ち込みたいところ。

これを実行するためには保安検査場を下記のパターンで通過したいと思い、行きと帰りでミルクの持ち込み形態を変えて、実践してみました。

  • 往路で持ち込んだミルク;粉ミルクだけを入れた哺乳瓶と、お湯入り魔法瓶のセット
  • 復路で持ち込んだミルク;すでにミルクを作った状態(液体)で哺乳瓶に入れたもの

私は混合ミルクだったので、没収されたら母乳で乗り切るつもりでした。
片道小一時間ほどのフライトなので、最悪母乳だけでも量的に問題無いかなと。。

すでにミルクを作った状態のものはさすがにダメかな?と思ってましたが結果…

どちらも問題無く持ち込めました。

往路で持ち込んだ魔法瓶はX線に通されたあと、蓋を開けて中身を確認されました
臭いチェックのために、手をオイデオイデするようなしぐさで嗅がれます。

復路で持ち込んだミルク入りの哺乳瓶はX線も通されず
哺乳瓶の口にラップをかけていたのですがラップも剥がされず、そのまま少し嗅がれたくらいでした。

哺乳瓶の乳首部分は直接娘の口に触れるものなのであまり鼻を近づけられてクンクンされたら嫌だなー、と思っていましたが、さらっとしたチェックでホッとしました。

それで臭い分かるんか?(笑)」くらい形式的なチェックでした?

赤ちゃん連れで飛行機に乗り込む時は何を持っていく?

哺乳瓶、粉ミルク(キューブタイプが便利)・搭乗後すぐに飲ませるのであればすでに作った状態のミルク、替えのオムツ、
授乳マント・口拭き

ANAの機内に授乳室的なスペースはありません。基本は座席に座って授乳することになります。ですので授乳マントは持参しておきましょう。

 

愚図った時用のおもちゃ、キッズ用のアニメ動画(スマホにダウンロードして仕込んでおく)、ジュースパック

生後間もない頃はミルクを与えればあとは寝てくれる場合が多いですが、月齢が上がるとタイミングよく寝てくれません。
スマホでアニメを見せたり、オモチャを渡して気をそらせます。愚図っていると機内でもすぐにオモチャがもらえますが?

また、離着陸の時に気圧が変わり、耳が痛くて泣いてしまう場合があります。

そのタイミングで授乳するか、月齢が上がってきたらジュースパックがあると便利です。

空港に到着後、機内に乗り込むまでにやっておくべきこと

優先搭乗で早めに機内に乗れるとは言え、離陸してしまうと機内では動きにくいです。
搭乗する前に出来ることは済ませておきましょう。

空港に着いたら授乳室でオムツを交換

私は羽田空港を利用していますが、羽田空港は第一、第二ターミナル合わせて30か所以上の授乳室があります。
特に出発ロビー階(2F)に一番多く設置されているので、どこかしらは空いていると思います。

ミルクを作る。もしくは温度を調整する

授乳室には調乳器が設置されており、ここでミルクも作る事が出来ます。
私は魔法瓶持参する事が殆どだったので、調乳器は利用しませんでしたが…

始めは魔法瓶と粉ミルクを持って行っていました。液体のミルクをそのまま機内に持ち込めることが分かってからは、家でミルクをアツアツの状態で哺乳瓶に詰め、それをそのまま空港に持って行ってました。

自宅から羽田空港までは1時間くらいなので、季節にもよりますがハンドタオル等にくるんでおけば、飲ませたいタイミングでちょうどいい温度になります。

もしまだ熱ければお手洗いの水でも冷やせますし、冷めすぎていたら調乳器のお湯で温められます。(温める場合は小さめのジップロックにお湯を入れ、湯煎すると便利です。)

搭乗前ギリギリのタイミングでミルクを与える(飲んでくれそうであれば)

飲まなさそうなら機内でミルクを与えます。早めにミルクをあげておくとお腹がいっぱいになるので高確率で搭乗からずっと寝ていてくれます。(うちの娘の場合)

赤ちゃん連れで乗る場合のおすすめの座席

私はいつもANAを利用しますが、座席は後方がオススメです。

オムツ交換台も近いし、泣いた時は席を立って後方スペースであやせます。(もちろん離着陸の時はダメですけど)

飛行機の座席

急いでいるビジネスマン等は前の席に座る事が多いので混み合いますしね…

授乳をすることが前提であれば窓際の方が人目に触れないので気が楽です。
あと、赤ちゃん連れだと乗り降りの身支度に時間がかかります。窓側に座っていれば隣の人を待たせるプレッシャーもありません。

月齢が上がってきて愚図ったり泣いたりする可能性があるなら、すぐに席を立てるように通路側がおすすめです。

3人座席の真ん中は身動き取りづらいので、どうしてもその便に乗らなければならない…という訳でなければ別便にした方がいいです。

子供連れの場合は早めに予約をし、座席を確定させておきましょう。

初めて赤ちゃんを連れて飛行機に乗るのは緊張しますが、どの航空会社であっても乗務員の方がしっかりサポートしてくれます。
必要な時は助けを求めつつ、あまり気負わずにしっかり準備をしてフライトに臨みましょう。