この記事は出産後、中々母乳量が増えない…と悩み、混合ミルクにしていた私が、母乳を増やすのに効果的だった方法をご紹介します。
そもそも母乳はいつから出る?
吸引分娩で身体の負担が大きかったため、出産当日は赤ちゃんと別室で過ごし、初授乳のタイミングは出産翌日。
出産する前は、おっぱいってどのタイミングで出始めるんだろう?と不思議でした。
出産後、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことで「プロラクチン」「オキシトシン」というホルモンが出てきて、次第に母乳が出るようになるそうです。
2、3日すると、娘がちゃんと母乳を飲んでる様子だったので自分でおっぱいに圧をかけてみると、ちゃんと白い液体が出てきました。
ただ、だいぶ絞らないと母乳が出てこない。胸も中々張らない…。赤ちゃんは私の母乳の量で足りているんだろうか?とものすごく不安になりました。
母乳の量が増えない…
育児本なんかには「授乳は3時間置き」と書いてありました。でも私が授乳していたのは1時間半おきくらい。寝ていれば3時間くらい空くこともありましたが、起きていれば1時間後には泣かれることも。。
その時は平均より授乳回数が多いことに悩みましたね。出てない事は無かったんですが、娘が授乳してもしても泣く時は「量が足りてないのかなぁ…」とこちらまで泣きそうになった事もあります。
粉ミルク缶の表示には月齢ごとに1回量の目安が記載しているのですが、例えば月齢2~3か月では1回の分量は120~180mlと書いてあります。その量の記載すらプレッシャーに。
母乳、毎回そんなに出ないよ…。
授乳後すぐに泣く時はミルクを追加したりしていたのですが、授乳後のミルクって、一体どのくらい追加すればいいのか?といつも悩みました。
「おっぱいが透明で出ている母乳の量が分かればいいのに」と何度思ったことか。ミルクを足すことで、「これはサボリになるのか?」と罪悪感と共に自分を責めたり。。
また別の日、ママ友の集まりで完全母乳の友人がいて、「子供が夜泣きする」と言った時のこと。
私はミルクを120mlほどあげてから寝かせていたので「うちの娘は夜はあまり起きないなー」と言うと、「そんだけミルクあげてたら寝るの当たり前じゃん」となんかズルをしているかのような言われ方をし、傷ついた事もあります。
そんな母乳の量が増えずに悩んでいた訳ですが、色々試しているうちにおっぱいが張るようになり、ミルクの量を減らすことが出来ました。
母乳量を増やすのに効果的だった方法
授乳回数を減らさない(頻回授乳をする)
母乳が足りないのであればもう諦めて粉ミルクに切り替えてしまおうと思いました。でも母乳を増やすためには赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことが大切です。どうしてもしんどい時はミルクを与えていましたが、基本は頑張って欲しがる回数だけ授乳していました。「3か月くらい頑張ってダメだったら、もうミルクに切り替えればいいや」と期限を決めて…。
↓私の実際の授乳記録。
「マルツ」と書いてあるのは赤ちゃん用の便秘薬です。2か月くらいまでは全く自力で便が出なくて、それも「母乳が足りてないのか?」と悩む原因となっていました。
大体1時間半~2時間置きの授乳でしたが、1回の授乳時間は5分置きに左右1セット、次に10分置きに左右1セットの計30分。
それをずっとやってると、授乳だけで一日が終わった気になります。
「育休中は暇でしょ?」とか言う人、ぶっ飛ばしますよ(笑)
最初は左右15分ずつあげていましたが、母乳外来に行った時「短時間で左右を切り替えた方がよい」と言われたので、短めに切り替えるようになりました。
理由としては
①短時間ずつだと乳首への負担が少ない。
②母乳は吸われる事によって湧き出てくるので、湧き出ているうちに左右均等に与えられる。
③短時間づつ与える事で、よく出ているタイミングに合わせやすい。
※母乳は吸われている間、常に一定量出る訳では無く、間欠泉のように噴出したり出なくなったりしているそう。授乳中に赤ちゃんが咳込むことがあるのは、急におっぱいが勢いよく出ているタイミングだからみたいです。
③片方のみ長時間与えているとお腹がいっぱいになり、反対側を飲んでくれなくなることを防ぐ。
ということでした。
頻回授乳を実行しているうち、授乳後、愚図らずに寝落ちすることが多くなりました。
マメに赤ちゃんに吸ってもらうことと母乳が出やすくなるんだなと再び実感したのは職場復帰した時。
7か月目で社会復帰し、8か月目で授乳継続中ですが、昼間は仕事なので授乳していなかったら出が悪くなりました。
…が、ゴールデンウィーク中(今年は10日間でした)毎日昼間も授乳していたら、連休明け仕事に行くといつもより胸が張り、搾乳機で搾乳することに…。
やはりたくさん吸ってもらう事が大事なのですね。
母乳を増やすのに効果的だった食べ物と飲み物
白米
入院中に「母乳のために白米を食べましょう」と毎食200グラム出されていました。入院中は身体のしんどさもあって中々200gを完食できませんでしたが、病院が薦めているのなら…と退院後は白米をしっかり食べるように。
元々酒飲みで白米なんて殆ど食べて無かったので、初めのうちは結構苦行でした?
お餅
もともと母乳量を増やすのに「効果がある」と思っていた訳ではありませんでした。
ただ、ちょうど頻繁授乳を頑張っていた時期が年末年始で、普段よりもお餅をたくさん食べてたんですね。即効性がある訳ではありませんが、お餅を食べた時はおっぱいが張りやすくなりました。もち米は白米よりも母乳の分泌を促す効果があるようです。
ただ、張りやすくなる=詰まりやすくなるなので、水分もたくさん摂取してましたね。
ハーブティー
授乳中にサプリメントはちょっと心配…という方もハーブティなら抵抗無く続けられるのではないでしょうか。
お茶なら必要な栄養分を摂取しながら水分も取れるので乳腺のつまりも予防できます。
AMOMA(アモーマ)ミルクアップブレンド
こちらは母乳育児をサポートするために開発されたハーブティです。
「授乳中のママのために」がコンセプトなので原料は…
- ノンカフェイン
- 無香料・無着色・無添加
- 英国オーガニック認定または農薬を使用せずに栽培したハーブ原料
となっており、安心です。
味の方はザ・ハーブといった感じでスパイシーな香りと風味ですが、私は好きな味です。ミルクアップブレンドを飲むと、餅を食べた時と同じで、胸が張ってくる感じです。
ハーブティ特有の香りがなんともリラックスします。水分補給もかねて一度試してみてはいかがでしょうか。
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青汁
シナジー エッセンシャルグリーン
母乳を増やすには鉄分の摂取や血液の巡りをよくすることが大切です。
このエッセンシャルグリーンにはクロロフィルという成分が豊富。そしてこのクロロフィルはヘモグロビン(血液の主要構成成分)と似た構造をしています。
体内に取り込まれたクロロフィルが血液中で鉄と結合し、血液の元になる赤血球やヘモグロビンに変化します。
つまり、ヘモグロビンを体内に取り込むと造血作用があるんですね。
血液が増えることで貧血や冷え性にも効果的です。
血液循環をよくするため、また母乳の詰まりを防ぐために水分はしっかり取りましょう。
完全母乳じゃなくても赤ちゃんは育ちます
私はこれらの方法で母乳量が増えてきましたが、母乳じゃなきゃいけないなんてことは決してありません。
完全母乳じゃ無くても全然大丈夫です。一番大事なのはお母さんと赤ちゃんの気持ちと体調です。
実際私も疲れた時は粉ミルクに切り替えていました。
頻回授乳が嫌になった時は旦那に粉ミルクとともに育児を押し付け、日本酒飲んでリフレッシュしてました。
こんな酒飲み母に比べたらあなたはえらい!
しかも7か月目で職場復帰したので結局、保育園では強制的にミルクになりましたしね…😅
しんどい時は無理をせずミルクを足して休憩しつつ、短い授乳時間を乗り切りましょう^^