離乳食を始めたのはいつ頃から?
娘が初めて離乳食にチャレンジしたのは5カ月に入った頃。4月からの保育園入園が2月に内定し、説明会の時に、入園時までに食べさせておかなければならない食材表を渡されたのがきっかけです。
保育園では昼食が出ます。が、家庭で2回食べさせてみてアレルギー症状が出ない事を確認しないと、その食材は保育園では食べさせられない決まりなんだそうです。そりゃそうだよね、保育園で初めての食材食べさせて何かあったら困るものね。。
ちなみに保育園での食材表は下記のような感じでした。(あくまで在園している保育園の一例です)入園する月齢は7カ月弱。食べさせておかないといけない食材、結構あるな。。
5~6カ月
穀類 | 野菜・果物 | タンパク質 | その他 |
米、食パン、うどん、小麦粉、麩 | じゃがいも、さつまいも、かぶ、だいこん、かぼちゃ、トマト、トマト水煮パック、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜、キャベツ、白菜、ブロッコリ、きゅうり | 豆腐、豆乳(無調整)、高野豆腐、かれい、しらす、育児用ミルク | 片栗粉、麦茶、赤ちゃんせんべい |
7~8カ月
穀類 | 野菜・果物 | タンパク質 | その他 |
アスパラ、いんげん、さといも | 大豆水煮パック、納豆、きなこ、鶏ささみ、ツナ缶、たら | 昆布だし汁、かつおだし汁、しょうゆ、味噌、塩、砂糖 |
9~11カ月
穀類 | 野菜・果物 | タンパク質 | その他 |
スパゲッティ、そうめん、上新粉、米粉、コーンフレーク | なす、とうもろこし、オクラ、のり、わかめ、ひじき、バナナ、リンゴ、オレンジ、梨、柿、ぶどう、みかん、いちご、めろん、すいか | 鶏肉、豚肉、かじき、生鮭、ヨーグルト(無糖)、チーズ、バター | キャノーラ油、ベーキングパウダー |
ミルクと授乳は通常通り与えており、栄養は摂れているので「最初のうちは食べればラッキー」くらいな気持ちで臨みます。
記念すべき離乳食1日目の食材は…カボチャペースト。
最初なので、丁寧に蒸し器で蒸したものを潰しました。今は忙しくて蒸し器は使わず、ほぼレンチンです?
始めは不思議そうでしたが案外すんなり食べてくれました。その後はじゃがいもやにんじん等の根菜から入り、おかゆの上澄みに混ぜてみて、そのあとに白身魚等、タンパク質系へと挑戦していきました。
その1か月後には卵の黄身を出汁に溶かしたものにも挑戦。2年くらい前までは卵はアレルギーを起こしやすい食品として、食べる時期は出来るだけ遅らせた方がよいと言われていました。
でも最近はアレルギーを起こしやすい食品も、生後6か月頃から少しずつ慣らして行く事で耐性が付くことが分かったそうです。1歳2か月の現在は卵焼きが大好きで朝食の卵一個分のオムレツもペロッと食べます。
私が保育園からもらった食材表とにらめっこしていると、うちの母は「そんな神経質にならなくても大丈夫よ~」と言う。
そんな母は私が1歳半弱の時、海水浴場の露店の焼き鳥を1本まるまる食べさせたそう。
ちょっと。。焼き鳥って。。しかも露店のって。。消化に悪いし、衛生的に大丈夫だったの??
まあ母はチャレンジャー過ぎにしてもw、私も離乳食後期に差し掛かる頃からは食材表はあまり気にせず、乳児用のお菓子も色々挑戦するようになりました。
でも加工品やお菓子は原材料名を見て、余計なものが入っていないものを選びましょうね!
注意が必要なのはやはりショートニングです。
…なんで乳児用や幼児用のお菓子にショートニングいれるんだろうね。。
パッケージに「カルシウムたっぷり!」なんてヘルシー風に書かれていても、原材料名にしっかり「ショートニング」が記載されているもの、多いです。気を付けましょう。
あとうっかり無頓着になりがちなのが食パン。これもちゃんと原材料名を見て、ショートニングや余計な添加物がなるべく入っていない商品を選びましょう。
赤ちゃんは自分で口に入れる食べ物を選べません。お母さんが意識して、自分の子供が余計なものをなるべく取り込まないようにしてあげましょう?
添加物については下記の記事にも記載しています。
食品添加物を摂取し続けると…? 添加物を常に取り込んでいる状態だと、身体がその添加物排出にエネルギーを使ってしまい、溜まった毒素が排出されにくくなってきます。 ある程度片付いた部屋を掃除するのと、床が見えない程の汚部屋を掃除するので[…]
時間がかかる離乳食作りを時短にする方法
離乳食の初期~完了期まで使えて作り置きにも便利♪
簡単で余分な味付けも不要な重ね煮の作り方
離乳食完了期に向けた現在でも大活躍しているのが根菜を使った重ね煮。
重ね煮は、野菜本来の味わいを引き出す調理方法の事で、水も油も使わず、食材を重ねて煮る調理方法の事。妊娠中に知人に教えてもらったのだけどこれが美味しいし、便利過ぎるのでしょっちゅう作ってストックしています。
水を使わずゆっくり野菜の水分で蒸していくので、びっくりするくらい甘くなります。また、水を入れないので冷蔵庫で1週間、冷凍で1か月程持ちます。
重ね煮単品で使用するというより、色々な料理に混ぜ込んだり合えたりと、ベースとして作るものなのですが、離乳食にも最適です。
じっくり煮ることで野菜類が甘く柔らかくなりエキスも染み出てくるので、離乳食用のおかゆに混ぜれば味付けは必要ありません。
私は重ね煮から染み出てきた野菜の甘いエキスで高野豆腐を煮て、混ぜたりもしています。(野菜エキス+タンパク質で栄養も満点♪)
基本の重ね煮の材料は
塩 ふたつまみ程度
塩を最初と最後に振りかけますが、これは塩味を付ける為では無く、野菜の甘味や旨味を引きだす為に使用するものです。
この分量でだいたい重ね煮が直径18cm、深さ9cmのお鍋一杯出来ます。
①鍋底に塩をひとつまみ撒く
②エノキを三等分して鍋にいれる
③玉ねぎを回し切りして鍋に入れる(※下図参照)
④にんじんを三等分し、千切りにして鍋に入れる
⑤上から塩をひとつまみ振りかける
↓玉ねぎの回し切り
あとは弱火で食材がしんなりするまで40~50分蒸し煮にするだけ!
蒸し時間はかかりますが途中様子を見て1、2回かき回すだけでいいので、蒸している間は他の作業が出来ます。
私はこの基本の重ね煮を作ることが殆どなのですが、こちらの本↓は基本の重ね煮の他に、キノコの重ね煮や洋風の重ね煮ベースの作り方も載っているので参考にしています。
食材の重ねる順番などもイラストで表記されており、分かりやすいです。
この重ね煮ベースを普段の料理(肉じゃがとか麻婆豆腐等)に混ぜると旨味が加わって調味料はあまり使わなくて済むのでヘルシー♪
普段手間がかかってなかなかやらない料理なども、重ね煮を使えば簡単です。そのアレンジレシピも沢山載っているので使いまわしがしやすいです。
そもそも包丁握るのすら面倒くさい!という時はお湯で解くタイプのフレークを利用すれば立派な一品に。
和光堂 国産コシヒカリの米がゆ
野菜フレーク
この野菜フレークの大望は公式サイトページに野菜フレークを使用したレシピが掲載されています。離乳食だけでなく、大人用のレシピも載っているのが嬉しいですね。
離乳食作りの時短に便利だったグッズ
実際に私が使っていたアイテムをご紹介します。
赤ちゃん本舗の「ベビー調理器セット 9王(クッキング)」
離乳食作りに赤ちゃん用すりこぎや器やスプーンをバラバラ買うより、調理器セットがオススメです。
これは離乳食デビュー時から離乳食中期くらいまでの時期にあると便利ですよ。離乳食はそんなに量も多く作らないので、この大きさで十分です。
個人差はありますが、うちの娘は良く食べる子なので離乳食後期はこの調理器セットだと仕上り量が少なくて足りなくなってしまいましたが?
セット内容は
フタ、おろし器、こし器、すり鉢、マッシャー機能付調理スプーン(3.5cc)、目皿、ヘラ、ピーラー、おそうじブラシがコンパクトに収まるようになっています。
フタとすり鉢、目皿は電子レンジ加熱ができるので、蒸し調理が可能です。
すり鉢に根菜(かぼちゃやじゃがいも・さつまいも等が50g分が目安)入ります。
目皿を敷いて、2、3分蒸すだけ♪
まず、おすすめポイントとして価格が安い。ピジョンやリッチェルの調理器セットも見ましたが、大体2000円前後。赤ちゃん本舗の9王(クッキング)はその半額です。
「他のメーカーに比べると安いな。。構造もショボくて使いにくかったりすぐ壊れたりするのかな。。」とも思いました。
でも離乳食なんてそんな何年も作り続けるものでもないし、なにより1000円。全然使えなくて失敗しても諦めがつく金額です。
9王(クッキング)に収納されていた中で便利だったアイテムランキング(上位3っつ)
これは1歳過ぎの離乳食完了期の現在も愛用中です。
スプーンの底が段状になっていて柄の部分が垂直気味についているので器の下に押し付けると簡単に食材をつぶせます。
すり鉢と一緒に使えばもっと使いやすいですが、マッシャースプーンだけ持って外出することも多いです。
外食時に携帯し、娘も食べられそうな味付けの薄いものを取り分けてすり潰しています。
あとはベビーフードを与える時。
うちの娘はとにかくよく食べる子なので、同じ月齢用のベビーフードを与えても「足りない」と泣くんですよね。。
なので量の多い月齢の高い子用の大きいサイズのベビーフードをあげたりするんですが、そうすると今度は食材が固形物に近くなってくるのでそのままだとちょっと不安。
そんな時にもこのマッシャースプーンでささっと潰しています。
スプーンだからそのまま食べさせられます。ただ、持ち手(柄の部分)が短いので若干あげにくいです。器にコンパクトに収納するためにこのサイズなんだろうけど。。。
なので、これはあくまですり潰し用で活用。与えるスプーンは先端の細いシリコンタイプのスプーンを使用しています。木やプラスチック製でもいいと思いますが、シリコン製だと赤ちゃんの口に当たっても柔らかいですし、先端が適度にしなるのでペースト状の離乳食もすくいやすいです。
下部分にシリコン製のすべり止めが付いているので、裏ごし時やすりこぎスプーンで食材をすりつぶすときに、ズレずに安定します。初期の頃はサツマイモやカボチャをすり鉢に入れてレンジでチンして、マッシャースプーンで潰して与えてました。
濾す部分は金属製です。目が細かいので、セットのヘラを使えば蒸したジャガイモやさつまいも等も滑らかなペースト状に出来ます。
おろし器も別に付いていましたが、この濾し器でりんごもすれるので食材を濾すのも、すりおろすのもこちらでやっていました。
ちょっと残念だったのが、ピーラー。収納するからだろうけどサイズが小さい。
おままごとのピーラーっぽいので、皮をむくのにチマチマ感があります。なので私は通常料理に使っている別の物を使っていました。
あと、すり鉢やヘラは白のプラスチック製なので、カボチャとか人参を裏ごししていると洗っても色が落ちなくなってきます。
裏ごし用のヘラも濾し器に擦りつけるのでだんだん先端がヘタって来ますが、離乳食中期くらいまでであれば十分使えました。
全体の使用感としては、1000円ならコストパフォーマンス良し!です。
ハンドブレンダー
離乳食中期に入って量が増えてきたので、ベビー調理器セットと併用して使ってました。
置き型タイプのブレンダーもありますが、離乳食にはハンドブレンダーがオススメです。
食材が少量でも、鍋が小さくてもきちんと潰して混ぜる事が出来ます。
私は出産祝いに頂いたものだったので、泡だて機能とかスライス機能のアタッチメントが数種類ついている立派なものでしたが、結局、潰す用のアタッチメントしか使いませんでした。。
なので、離乳食作り目的で購入するのであれば、シンプルな機能のハンドブレンダーを購入した方が邪魔にもならなくていいと思います。
シリコンタイプの前掛け
離乳食が始まってとても便利だったのが出産祝いで頂いたシリコンタイプの前掛け。撥水加工された前掛けも持っていましたが、こちらは毎回洗濯が必要です。
それに対してシリコン製のタイプはポケット部分も広がったままの形状をキープしているので、食べ物飲み物がダーッとこぼれてもしっかりキャッチしてくれます。
何よりいいのは洗濯しなくても、食器と一緒に丸洗いできること!なんだ、洗濯しなくていいから替えいらないやん。なにこれめっちゃ便利。
食べこぼしキャッチ部分のマチがあるので外出する時はかさばりますが、ヨレないし、外で派手に汚してもトイレの洗面台等でさっと洗って拭けばまたそのまま使えます。
今は旅行に行くときもシリコン前掛け一本です。
離乳食への移行期、ミルクとのバランスは?
離乳食の量を増やしながら、反対にミルクの量と回数を徐々に減らしていきました。(まだ卒乳は出来ていないので欲しがるタイミングで授乳はしています。)
離乳食初期;(5か月~6か月ごろ)
ミルクの合間の15時頃、おやつの時間に果物をすりおろしたものを与えていました。ミルクで栄養は摂れているので、一口づつ与えてみて、まったく食べなくても気にしませんでした。
離乳食中期;(7か月~8か月ごろ)
晩~夕方頃のミルクを離乳食に置き換え、食材を試していきました。寝る前のミルクは引き続き120~160ccくらい続けていました。
離乳食後期;(9か月~11か月ごろ)
食べられる食材が増えてきたので、保育園で昼食1回、(保育園で食べなければミルクを足してもらう)、晩御飯一回の計2回を離乳食に。
寝る前のミルクは与えていました。
離乳食完了期;(12か月~)
朝食も離乳食に置き換え、3食、食事から栄養を摂れるように。量も食べるようになったので、この時点で寝る前のミルクもやめました。
ついでに断乳♪…出来ればスムーズで良かったのですが、寝る前はまだ授乳しないと寝ません。。社会復帰してから母乳もそんなに出ないんだけどな。。
しかも最近は夕食後等、勝手に私によじ登って服をめくり、セルフおっぱいをするようになってしまっています?
離乳食移行は順調ですが、卒乳はもう少し先になりそうです。。(1歳2か月時点)