元きき酒師の日本酒講座と育児お役立ち情報ブログ

添加物をやめると起こる、嬉しい身体の変化

食品添加物を摂取し続けると…?

添加物を常に取り込んでいる状態だと、身体がその添加物排出にエネルギーを使ってしまい、溜まった毒素が排出されにくくなってきます。

ある程度片付いた部屋を掃除するのと、床が見えない程の汚部屋を掃除するのではどちらがパワーが必要でしょうか?
汚部屋を掃除する場合、散乱した物を片付けるだけで疲れてしまい、拭き掃除までする余力は残らないかもしれません。
そうすると部屋は埃が残ったまま…

こんなことが身体の中でも起こるわけです。

食品添加物を取り続けるデメリット

  • 毒素排出にエネルギーを使うので身体が疲れやすくなる・眠たくなる
  • 消化酵素をたくさん消費するので消化が悪くなる
  • 脂質・糖質を摂りすぎる
  • 素材本来の味が分からなくなる

等が挙げられます。

サプリや健康食品を摂取する前に、まずは無駄な毒素を取り込まないようにしておくことが重要です。
体質改善のために「何を避けるか」を意識するようにしましょう。

加工食品の場合は原材料名と、その記載の順序を意識しよう

私も【体質改善をする】と決めてから、加工品を購入する前は原材料名をちゃんとチェックするようになりました。
添加物や保存料、甘味料は挙げるとキリが無いし、コンビニの商品なんかはメインの原材料よりも添加物の記載の方が多かったりします。これは食品の消費期限を延ばすためなんですね。

なるべく素材以外の原材料名の項目が少ないものを選びましょう。

あとは原材料名の記載の順番。
原材料名は含有量の多い順番に書かれています

甘味料や脂質が最初の方に書かれているものほど甘くてカロリーが高いということになりますね。
(例えばカップケーキの原材料名の記載順で砂糖が先に書かれているのか、全卵が先なのか、とかです)

あまりにも防腐剤や素材以外の色味や味付けがついているものは避けるようにしましょう。

なるべく避けたほうがよい添加物

ショートニング

クッキー、ケーキ、クリーム等、また栄養機能食品と謳っている商品にも、結構使用されています。
これはサクサクやふわふわ感を出すためのものですね。

ショートニングに使われているトランス脂肪酸は「食べるプラスチック」とまで言われている人工的に作られた油です。

油脂を加工・精製する工程で出来るもので、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らしてしまいます。
悪玉コレステロールが完全悪という訳では無く、善玉と悪玉のバランスが崩れる事で健康に害が生じます。

悪玉コレステロールは体内にコレステロールを運ぶ役割を持っており、過剰に運ばれたコレステロール血管内に入ってしまい、動脈硬化等を引き起こす原因になります

私はショートニングの危険性について知らなかった時期、「食物繊維とカルシウム豊富!」と書かれた栄養機能食品を良かれと思って毎日食べていた時期がありました。

ショートニングの存在を知ってからその商品の原材料名を見るとばっちり使われていました。
しかも小麦粉の次に記載されていたので結構な含有量かと。。

健康に良かれと思って毎日食べてたのに、良くない添加物を積極的に摂取していたなんて…(涙)

お菓子類や栄養機能食品はパッケージが健康そうにデザインされているものも多いので気を付けましょう😣

化学着色料

小学生の時、自由研究のテーマで着色料について調べたことがあり、赤色系の着色に「エンジムシ」という虫が使用されているのを知ったのもこの時でしたね。

大好きだった「チューペット(※)」を見ても食べたいと思わなくなりました(笑)
※棒状になった氷菓子。今まだあるのかな…

赤色2号

多量摂取すると、発がん性の可能性がある。

黄色4号

蕁麻疹、鼻炎、ぜんそくなどのアレルギー症状を引き起こす。

青色1号

発ガン性あり。

亜硝酸ナトリウム・硝酸カリウム等の発色剤

ハム、ソーセージ、たらこなど、ピンク色が綺麗な理由は、これらの発色剤が使用されているから。
酸化や黒ずみを防止する役割もあるが、発がん性が指摘されています。

アミノ酸等

「アミノ酸等」は今ではインスタント商品始め、「なんでこんなものにまで?」と、入っていない商品を見つけるのが難しいくらい、色々な商品に使われています。(梅干しとか鯖間の水煮缶にまで入っているのを見たときは衝撃だった…)

アミノ酸等は、うま味を感じる物質を精製した調味料の事で、摂取し続けると味覚を麻痺させ、自然に味付けしたものを美味しいと思えなくなってしまいます。また、過剰摂取により、頭痛や神経細胞障害を引き起こしたりするそうです。

胎児・乳幼児の脳形成への悪影響もあるようなので妊活、妊娠中は避けたいですね。

カラメル色素

茶色いお菓子、カレールー、ソース等に使われています。このカラメル色素にも発がん性があると言われています。

ただ、カラメル色素にはいくつか種類があって全部が危険と言う訳ではないのですが、原材料名をみてもカラメル色素の種類なんぞ書いてないので、避けた方が無難です。

この「等」がクセモノで「等」と表記する事で、複数の添加物を一括表記出来てしまうのです。(そんなの消費者は分からないよ。。)

「知らない」って本当に怖いです。

 

添加物摂取をやめることで起こる身体の変化

上記の食品添加物を取り続けるデメリットと逆のことが起こります。味覚も研ぎ澄まされてくるので、薄味で満足できるようになりさらに健康な身体に。

添加物を避けることで

  • 効率よく毒素排出できるようになり、身体と頭がクリアになる
  • 余計な糖分・脂質を取らなくなるので太りにくい
  • 栄養を吸収しやすくなる
  • デトックス効果があがる

等の嬉しい効果が表れます。

あまり神経質になると食べるものが無くなってしまいそうだし、過剰に反応するとキリが無いですが、知識として知っておいて意識するだけでも違ってきますよ。