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妊婦検診のスケジュール。出産までの検診回数や費用はどのくらいかかる?

妊婦検診の初回はいつから?

私は不妊クリニックで妊娠が判明し、妊婦検診に行く以前に胎嚢が確認できましたが、通常はまず生理予定日から1週間後前後に妊娠検査薬で陽性かどうか判断し、陽性であれば産科もしくは産婦人科で受診、という流れです。
5~6週目あたりだとほとんどの場合心拍が確認できるので、そこで妊娠確定となります。

このタイミングでは「妊娠判定」のための検査ですので、大体はその翌週から1回目の妊婦検診がスタートです。

個人差はありますが、私の場合は

  • 妊娠判定;5~6週目
  • 妊婦検診初回;7週目以降~

となりました。

検診時に必要です⇒妊婦健康診査受診票のもらい方(※うちの区の場合)

産婦人科で妊娠判定をしてもらったら、区役所に妊娠届を提出します。そうすると妊婦検診に必要な書類一式を渡されます。
(この段階ではまだ未婚でしたが問題無かったです)

この時に「母子健康手帳」と「母と子の保健バッグ」をもらえるのですが、バックの中に「妊婦健康診査受診票」(受診票14回分綴り)が入っています。

この妊婦健康診査受診票とは妊婦検診費用の補助券のことで、この受診票を持っていくと助成金が出るので検診代が安くなります

私が使用していた時(2018年)の助成金額は

妊婦検診1回目;9,680円
妊婦検診2回目以降;5,160円
(※妊娠中に年度をまたがったので新年度からは1回目10,850円、2回目以降は5,070円となりました。)

妊婦検診の際は、上記の助成金額を上回った差額分を請求されます

私が1回目の受診票を使ったのは妊娠確定判断をしてもらった1週間後の7週目時で、そこからは15週目までは月2回、2週間間隔ペースでの受診でした。

分娩予約は早めにしておく

12週目検診で腹部エコーに切り替え、出産する病院の予約

妊娠初期は赤ちゃんの確認は経腟エコーで行われます。経腟エコーは細長いプロープを膣に入れて確認します。妊娠初期は赤ちゃんがまだ小さいので、経腟の方が子宮に近く、正確な情報がわかりやすいためだそうです。

赤ちゃんがだんだん大きくなってくると腹部エコーに切り替わります。私は12週のタイミングでした。

さらに12週の時に「出産される病院、どうしますか?」とも聞かれました。

こんな早い段階でもう分娩予約??

と思いましたが妊娠発覚後、すぐ予約をする方もいるそうです。人気のある産院はすぐ埋まってしまうとのこと。出産する時期はずらせないので、希望する病院があるのであれば早めの予約をオススメします。

私が分娩予約をしたのは大きな総合病院でした。
本当は助産院で出産したいと思っていました。ゆったりした気分望める自然分娩に憧れていたんですよね。

助産院で出産した友人からも「静かな部屋で自分のペースでお産を進める事が出来た」「ずっとひとりの助産師さんが寄り添ってくれた」「赤ちゃんとゆったり向き合う事が出来た」と聞いていたので。。

病院じゃなくて助産院がいいです!」と即答したものの、「超高齢出産だから駄目です」とお医者さんからバッサリ。

「私は高齢だけど大丈夫だから助産院を紹介してください!」…なんて押し切る自信はもちろん無く。。

調べてみると助産院は「35歳以上はお断りさせていただきます」とかかれているところが多いです。やはり40歳で出産するのはリスクがあるんだね…

医療介入できない分、何か問題があった時の対応が遅れてしまうからでしょう。
残念でしたが総合病院での分娩予約をしました。

(※赤ちゃんがマイペース過ぎて結局、吸引分娩になってしまったので、今となっては総合病院で良かったかも…?)

自分は12週の時の予約で分娩予約出来る病院が見つかりましたが、すでに埋まっていて予約NGの病院もありました。
遅くなるほど病院の選択肢は減ってきます。

安定期に入ると妊婦検診は月1回に。19週目で羊水検査を受けました

私の場合は15週目の妊婦検診から月1回になりました。
胎動が感じられるまでは赤ちゃんが順調なのか不安で、検診までの期間がすごく長く感じました。妊婦検診のエコーでしか赤ちゃんの存在を実感できませんでしたから。。

そしてクワトロ検査の数値が良くなかったため、19週の時に羊水検査を実施することに

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38歳でクワトロ検査と羊水検査を受けました。

妊娠後期は再び2週間に1回の検診に

ダウン症では無いと診断されてから28週目までは引き続き、1か月に1回の検診。
28週を過ぎてからは再び2週間に1回の検診に

34週目からは分娩予約をした病院での診察開始となりました。
※最初から分娩予定の産婦人科で検診受診していればそのまま受診出来ます。

予定日に生まれていればこのペースでちょうど妊婦健康診査受診票を14回分、使い切って終わりだったのですが、結局予定日を過ぎても産まれて来ず。

追加の妊婦検診時は出産予定日をからすでに5日経っていました。妊婦健康診査受診票はもう無いので、最後の検診は全額自腹となりました?

出産が予定日から遅れるほど、自腹額が増えます?

妊婦健診でかかった費用は?(※うちの地区での話)

まずは妊婦健康診査受診票を使ってかかった、一回分の自腹費用。

  • 地元の産婦人科…5000円/回 計9回受診
  • 分娩予定の総合病院…3080円/回 計5回受診
  • 全額自腹になった最後の検診時…8,150円/回

でした。

分娩予定の産婦人科の方が1回の金額は安くつきましたね。。
このように補助券を使っても病院によって1回あたりの自腹額は変わってくるので、料金は事前に確認しておきましょう。

あとは妊婦検診の間には任意も含め、たくさんの検査があります
初期検査の採血で血糖・甲状腺感染症(HIV・HBV・HCV・梅毒・風疹)などを調べます。
これの検査だけでまず軽く1万円超えます

中期・後期には母体から赤ちゃんに感染する細菌が無いかどうかのチェックがあり、これも各1万円くらい。

更に私は任意のクワトロテストも羊水検査も受けているので妊娠中にかかったお金は合計…

272,846円(自腹額)

でした。

生む前からこの金額…。妊婦健康診査受診票を使っても、こんなにお金がかかってたのね。。

↓こちらの記事では実際に出産にかかった費用を公開しています。

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