家族に出産祝いのリクエストで買ってもらったホットクック。
社会復帰と同時に使い始めて1年になりますが、帰宅後の晩御飯の準備や週末の作り置き時に重宝してます?✨
ホットクックの種類
ホットクックにはいつくか種類があり、機能と大きさで値段が異なります。
容量の違い
1.0L、1.6L、2.4Lの三種類
色の違い
2.4L、1.6Lタイプ→赤、白の2択
1.0Lタイプ→白、黒の2択
無線LAN対応の有無
無線LAN対応のモデルはスマホアプリとの連携が出来たり、予約時間の変更が出来ます。
私が選んだタイプはKN-HW16Dの赤色。大きさ1.6Lタイプの無線LAN機能付きです。
4人家族以上で食べ盛りのお子さんがいらっしゃるなら、2.4Lの方がいいと思います。
うちは夫婦ふたりと小さい娘の3人なので1.6Lタイプで正解でした。
1.6Lタイプは基本、一回で4人前の料理が作れます。
昨年夏に新型のKN-HW16Eが出ましたが、これはそのひとつ前のモデルです。
ちなみに新機種KN-HW16Eの追加機能はというと…
・無線LAN接続が専用アプリで接続できるようになった
・本体画面のQRコードから、ヘルシオデリを発注可能
くらいです。
どちらも新機能追加というよりは設定の選択肢が増えました、くらいなので「ふーん…」という感じ(笑)。機能面では新機種と全く変わらずなので、ひとつ型落ちですが色々便利に使わせてもらっています。
ホットクックの使用感
ホットクック本体にはメニューが145品入っており、レシピ本もついています。
使い方は作りたいメニューを選んで材料&調味料を入れ、本体側でメニュー番号を選ぶだけ!番号表示と同時にメニュー名もちゃんと表示されるので、番号を打ち間違えたとしてもメニュー名で確認が出来て安心です。
なにより名前の通り、「放っとく」だけでメイン料理が出来るので他の家事と同時進行出来るんです。ホットクックは材料を入れてボタンを押せば、火加減や調味料を入れるタイミングは気にしなくて済みます。
煮込み時間の追加が出来るので、仕上がった後の味の微調整も可能です。
ホットクックにお任せすれば、いったん料理の作業からは解放されるというメリットは素晴らしいです。
そしてこのホットクック、よく喋ります。
作動中、蓋側からかき混ぜ棒が出てくるのでガチャっと音がするのですが、それ以外は音も静かです。蒸したり煮込んだりしている間、中身も見えないし、あまりに静かなので始めは「…ちゃんと動いているのかな?」と不安になったりしていました。
その時、私の不安を察したかのように絶妙なタイミングで「加熱していますよー」「グツグツ、コトコト♪」とアピールしてきました(笑)
この音声は設定でオフに出来るのですが、私は愛着が湧いてきたので、そのままおしゃべりありの設定にしてます。
無線LAN機能付きが便利
私の購入した機種もそうですが、無線LAN機能が付いているタイプがオススメです。COCORO KITCHENというスマホ用のアプリ(無料)と連携できるようになっており、下記の事が出来るようになります。
おすすめメニューの閲覧や料理検索
レシピ本が手元に無くてもスマホで検索が出来るので、移動時間や隙間時間に検索をしながら献立を考える事が出来ます。
検索して見つけたメニューを本体に送信
あらかじめ本体には145品分のメニューが入っていますが、アプリを使うと季節や旬の食材を使ったメニューが随時更新掲載されるので、ホットクック本体に新しいメニューを送信して調理が可能です。送信後は本体側で番号入力すればOK!(本体搭載分のレシピ以外にも色々作れる)
気になるメニューはお気に入りに登録
レシピが沢山あるので、作ってみたい料理はお気に入りに登録しておくと、あとで再検索する手間が省けます。
調理したメニューの履歴確認
実際に作ったメニューはアプリ側で履歴が残るので、いつ作ったかが分かり、また、美味しかったものは履歴からすぐ確認&リピート出来ます。
クラウド経由で予約調理の出来上がり時刻の変更可
タイマーを設定しておいて、帰宅時間に合わせて仕上げるなんてことも可能です。
「放っとく」ことが出来るアイテムだからこその機能ですよね、炊飯器タイマーと同じ感覚で帰宅したらメイン料理が出来ているんです。
仕上がり前は一度火を通し、腐らない温度帯でキープ。出来上がった後も保温状態で待っていてくれるので安心です。
ただ、やはり留守中にタイマーで仕込むと通常より電気代がかかります。保温時間も長いですからね。。?
なので私は私もタイマー機能はしょっちゅう使う訳では無く、土日に予定が入ったりして、作り置き料理が作れなかった週の中日等に使っています。
(※予約タイマー機能は出来るメニューは煮込み系が多く、予約出来ないメニューもあります。)
ホットクックで良く作るメニュー
ホットクックは煮込み料理が得意なので、カレーの牛筋肉やタンドリーチキンの手羽元もホロホロっと柔らかくなります。鍋に突っ込んだだけなのにちょっと手間かけて作った仕上がりになりますよ。
カレーライス
おでん
タンドリーチキン
ちなみにこのタンドリーチキンレシピはジップロックに材料もろとも全部入れて冷凍保存しておけば、作りたい日に鍋に入れるだけで完成♪
このレシピに限らず、漬け込み系レシピは土日にホットクック用のキッドを用意&冷凍しておくと便利です。
シチューやブリ大根もよくつくります。私はメイン料理を作る事が殆どですが、こんにゃくの甘辛煮やラタトゥイユなどの常備菜を作ることも出来ます。
ホットクックメリット・デメリットまとめ
メリット
①一度調理を開始してしまえば仕上がるまで、目を離せる
時間差で食材を入れたり、炒めた後に煮込んだり、火加減を気にしなくて済みます。
やはりこれが一番大きいです。
うちは目の離せない子供がいるので、家では常にマルチタスクで家事をしています。そのうちのひとつの作業から解放される楽さと言ったら。。
②失敗しにくい
料理に苦手意識のある方にもオススメだと思います。とにかくレシピ通りの材料と調味料を鍋に入れるだけなので失敗する可能性が低い。
始めに材料を一気に入れて後はお任せなので、焼き過ぎたり、煮込み過ぎたりといったうっかりミスを防ぐことができます。
③本格的な料理のハードルをさげてくれる
前述の延長ですが、途中の工程を気にしなくていいので挑戦したことないオシャレ料理もやってみようかな?という気になります。
ホットクックはスープ系や蒸し物等、守備範囲が広いですが、やはり煮込み料理が得意です。
豚の角煮なんて、苦労して作っていた自分のものより簡単に、しかもおいしく仕上がった時は「今までの角煮にかけてた時間は一体…」と、感動半面、がっくりも来ました(笑)
④コンロがひとつ空く
土日は重ね煮やちょこちょこした作り置きの料理を仕込む事が多く、3口コンロも満席になる事が多いです。 ホットクックを使えばコンロを使わずにメイン1品完成するので毎週稼働しています。
⑤レシピが頭打ちにならない
上述したCOCORO KITCHENというスマホアプリを使用すれば、随時新しいメニューが追加されるのでレシピがマンネリ化しません。
アプリで新メニューを検索して、本体にメニューを送信すればレシピ本以外のメニューにチャレンジすることが出来ます。私はアプリ利用ばっかりで、レシピ本は使ってないです。
デメリット
①キッチンで場所を取る
お店で見るよりもデカくて重く感じました?
場所は取りますがシンクの下等にしまってしまうと出し入れが億劫になってしまうので、炊飯器と同様、強制的に出しっぱなしにしておいた方がいいと思います。
②副菜メニュー向けではない
これは使う人にもよるんでしょうけど?
野菜のおひたしやキンピラ等は、ホットクック本体を洗う手間を考えると「手鍋でぱっと煮たほうが早いかな…」と思うレシピも多いです。…ので私はホットクックで副菜は殆ど作りません。
同じ野菜でもメインでドーンと作る野菜蒸しは美味しいです。
③レシピ通りに作ると水が多い…ような気がする
電気無水鍋なのでしっかりと野菜の水分が出るからでしょうか、最初にカレーやシチューを造った時はスープのようになってしまいました。
初めてのレシピで水を投入する料理は水分量は少な目にし、最後に足すくらいの方がいいかもしれません。調理完了後、加熱の延長機能や煮詰め機能があり、調整が可能なので。。
④内鍋は加熱出来ない
内鍋は加熱出来ないのが残念。
料理が仕上がった後、内鍋用の蓋があるので、内鍋ごと冷蔵庫保管が出来るのはいいのですが。。
カレー等ドロッとしたものはホットクックの加熱機能を使ったのでは時間がかかります。なので内鍋から普通の鍋に中身を移して火をかけ、再加熱しています。
冷蔵庫から出した内鍋をコンロにGo!出来ればいいのになー?
普通の鍋に比べると構造が複雑なのかな?と思っていましたが、パーツの取り外しは簡単でした。
パーツは【まぜ技ユニット】、【混ぜ技ユニットのカバー】、【内ぶた】、【つゆ受け】、【内鍋】蒸気口カバーは洗ってませんに分かれます。
洗ってはいけないのは内鍋だけで、食洗機も使えます。ちなみに私は蒸気口カバーは洗ってません?少しふけば汚れる場所でも無いです。
普通の鍋に比べてしまうとお手入れは手間かもしれませんが、下ごしらえや火加減調整の手間などを考えると楽です。
あと、最初にすべての調味料も入れてしまうので、仕上がるまで味の確認がしにくいです。
リットデメリットありますが、共働きの我が家では無くてはならないアイテムとなっています。
以上、ホットクックの使用感のレポートでした。