授乳中の飲酒、どうしてた?
※ここに書いてあることは私の体験談ですので、妊娠・授乳中の飲酒量については自己責任でお願いいたします。
もともと大の酒飲みのワタクシ。
特にこのブログでお伝えしているように元きき酒師で日本酒が大好きで、独身時代は調子が良ければ一人で四合瓶くらいは普通に飲めました。
やけ酒では無く、飲みたい種類が多すぎる結果、そのくらいの量になってしまうんです。。(言い訳)
妊娠発覚後も飲みたかったですが、さすがに控えてましたね。
妊婦検診時、看護師さんに「お酒は飲んじゃだめですか?」と聞いたことがあるのですが、「多少であれば問題無いわよー」との返答。
えーと、日本酒四合瓶いける私基準での【多少】とは一体。。
基準が良く分からなかったので、たまーにペロッと一口、味見するくらいで我慢してました。←(やめて無いやん)
娘を出産してからの最初の1か月は夜中も授乳があるし、お酒は一切飲まず。(というか、身体がガタガタで普通に座ることも出来ないような状態だったので、そこまでして飲みたい気分にもならなかった)
飲酒を再開したのは出産2か月後。週一回のペースでビール350ml缶か、日本酒100mlを一杯ずつくらいから。
ほんとは週3くらいで飲みたかったんですけど、夜中も数時間置きに授乳があったので…。
飲んだ日の夜中は授乳じゃなくてミルクに切り替えてましたね。
妊娠中と授乳中、どのくらい飲んだら胎児や乳児に危険な影響があるかは、あくまで事例で推測するだけであって明確な基準は無いそうです。
そりゃそうですよね、実際の妊婦さん使ってアルコール飲ませて研究する訳にいかないし。母体のアルコール分解能力や体形によっても差がありますもんね。
7ヶ月になって最近は夜まとめて眠ってくれるようになったので娘を寝かせた後、平均週二回くらいで晩酌しております。
量はビール350缶1本と日本酒1合くらい。
このくらいの量では酔いが回ることもあまりなく、(私にとっての)適量かなと。
でも「体内のアルコール分解ペースには個人差があるし、飲んでいい目安って言ってもどう決めればいいんや?!」って悩みますよね。
そんな時に知人が教えてくれたのが「ミルクスクリーン」という検査キッドでした。
酒好きママにおすすめ!母乳中のアルコール濃度を気軽に検査できるミルクスクリーン
授乳中に安心して(?)お酒が飲める神グッズのミルクスクリーン。
飲酒後の母乳中のアルコール濃度が分かるというものです。
試験紙に母乳を数的垂らして、先端の色が変色すれば許容量以上のアルコールが含まれていることが判断出来ます。
アルコール代謝の時間は人それぞれ違いますし、基準が無いですからね。
この試験紙で母乳を検査し、変色しなければ「もう母乳あげても大丈夫!」と確信が持てます。
コグマーレと言う会社が正規代理店となっているこちらの商品。会社のHPに下記の内容が掲載されており、思わずうれし泣きをしましたよね。
なぜミルクスクリーンが開発されたのでしょうか?
出産後、ほんの少しでいいからお酒を飲みたい、と望んでいる女性は少なからずいます。しかし、母乳に含まれるアルコールの影響を心配して、断酒を続けるケースがほとんどです。お母さんは赤ちゃんのためにガマンが当たり前、それが美徳、という風潮も少なからず影響しているかもしれません。
育児はガマンの連続です。そんなお母さんがほんの少し、お酒を楽しむことまでガマンするのはつらすぎます。お酒は代謝される性質があります。代謝を理解し、タイミングをはかって授乳することは可能です。お母さんが楽しい授乳生活を送ることが、赤ちゃんの健全な成長には不可欠です。
科学的な根拠に基づき、お母さんの特権である授乳を、自信を持って続けるために、
母乳に含まれるアルコール量をお母さん自身が判定し、授乳の判断をサポートできるようにという想いから、ミルクスクリーンは開発されました。https://cogmare.com/milkscreen/faq/
飲まない事が一番安全なのは分かっています。お酒に興味の無いお母さん達は「授乳中にお酒を飲むなんて…」と軽蔑すらする方もいるでしょうね。
でもね、私のように日本酒がライフスタイルとなっていた人間にとっては禁酒はツラ過ぎるんですよ。。
なぜ夫婦二人の子供なのに旦那は普通にお酒が飲めて、私は我慢しなければならないのか。
どうしようもないイラつきから、旦那に八つ当たりすることもありました。
でもこのミルクスクリーンを使用して、母乳からアルコールが抜けたことをきちんと確認出来るようになってからはストレスが減りました。
この商品開発してくれた会社には感謝しかない(涙)
私のように禁酒がとてもとてもストレスになるようであれば多少飲んで、リラックスしてもいいんじゃないかなと思います。
ミルクスクリーン20枚入り
ミルクスクリーン お試しサイズ5枚入り
飲酒から何時間後なら授乳OK?ミルクスクリーンを実際に試してみた
↓ミルクスクリーンの中身。
こんな感じで試験紙と説明書が箱に入っています。20枚入りもありますが、最近は授乳機会も減ったので小分けで買ってました。
これはお試し用の5枚入りです。
ミルクスクリーンが海外製品のため、説明書が全部英語なんですが、説明としては「母乳を垂らした試験紙の色が2分後、部分的にでも色が変化したらアルコール濃度が13.1ml以上ですよ」と言う事らしい。
13.1ml以下なら問題無いということなのね。
↓こちらは日本酒を3合ほど飲んだ1時間後の結果。真っ黒ですね。
↓飲酒3時間後。少し色が薄くなりましたが、まだアルコール濃度が母乳中に残っています。
↓一晩寝た、飲酒から6時間後。試験紙は白のまま。アルコールは抜けたようです。
授乳期間中、アルコール摂取後に母乳を絞るか絞らないかも議論になってますが、私は絞りません。
アルコールが分解されてしまえば血液中のアルコールも分解されて母乳に回ることは無いとの説があるからです。
実際、上記の結果は母乳絞っていませんが、ちゃんとアルコールは抜けていますね。
試験紙を使う事で、安心して母乳をあげる事が出来るようになりました。
※この試験紙を使う注意点はきちんと「2分後」に結果を見ること。
長時間空気に触れていると試験紙が酸化して茶色や黒く変色してしまい、結果が分からなくなってしまうようですよ。
私は大体飲酒6時間後には完全にアルコールが抜けるようだったので、その時間経過後を目安に授乳しています。
授乳中にアルコールを摂取する際、必ずすること
まず大前提ですが、娘と二人きりの時は飲みません。どれだけ酒に強いとは言っても一瞬の気の緩みが事故につながりかねませんからね。
また、ミルクスクリーンを使っているからとは言え、どんな飲み方をしても言い訳じゃありません。
アルコールを飲む時は下記の事を意識しながら飲むといいですよ(^^。
水をがぶ飲みしながらアルコールを摂取すること
アルコール分解にはたくさん水を使います。なので水分が足りてないと体内の水分を取られてしまって酔いが回りやすいです。
翌日は喉も乾くし、二日酔いになりやすくなります。
授乳中であればなおさらアルコール分解を促すために、意識して水を飲みましょう。
おつまみを食べながら飲む
空腹時にアルコールを飲むと、アルコールが胃に吸収されやすく、結果的に酔いやすくなります。
まずは食べ物を摂取し、胃でのアルコール吸収を弱めましょう。
ナッツ類等の脂質の多い食べ物を摂取しながら飲酒するとアルコールの酔いを緩やかにしてくれます。
オススメはアーモンド。アーモンドにはビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、お酒を飲んだ際に失われがちな栄養素を補ってくれます。
私は普段、アーモンドは生アーモンドを食べています。
生アーモンドはローストしていないのでカリッと感はないですが、生アーモンドの方が甘味があって美味しいです。
栄養価が高いので、飲酒時でなくても小腹が空いた時に摂取すれば美容面でもおすすめです♪
育児中の飲酒については「1滴もダメでしょ」「赤ちゃんがかわいそう」「無責任な母親」という意見もありますが、ほんとに1滴もダメならもっと新聞やニュースで飲酒運転並みに授乳中のアルコールの危険性について、強く取り上げられてると思うんですよね。。授乳中の飲酒で逮捕!とか。
ダメなのはお酒を飲むことじゃなくてお酒に逃げること。
ちゃんと自分の中での適量を知って節度を守って飲めば大丈夫だし、少しお酒を飲んでしまったからって罪悪感に打ちひしがれることはないと思います。
酒飲みのお母様たち、たまには気分転換に晩酌してほっとして、一緒に子育て頑張りましょう。