今でこそ「若さも健康も食べ物から作られる」ことを意識し、毎日の料理食材や調味料にも気を遣うようになりました。
…が、昔は全くそんな事には無頓着で、大学生の頃は鶏モモのから揚げと白ご飯パックのランチがマイブームだったり。。
パン屋さんでアルバイトしていたので、余った菓子パンを持ち帰り、夜食や翌日の朝ごはんにしたり。。
当時の体重も今より7、8キロ多かったでしょうか。今考えても身体に負担かけてたなー、と思います。
そんな私の思考が180度変わったのがエリカアンギャルさんの書籍でした。
世界一の美女になるダイエット
2006年、2007年のミスユニバース世界大会。
知花くららさん(世界2位)、森理世さん(世界1位)が日本人で続けて世界美女のトップに立ち、当時話題になりました。
同時に話題になったのがミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんという女性。ミスユニバースのファイナリスト達の食事・美容・健康を指導を行っていました。
その後はテレビにも出演し、食事によるダイエット・老化防止対策などを伝授されています。
その時にこの方が書いている書籍を読んで、今までどれだけいい加減な食事をしてきたのかと衝撃を受けたんです。
今までの私↓
①加工食品の原材料名の表記なんて見たことありません。
②朝ごはんは作る時間無いので菓子パン。
③一人暮らしにとってコンビニスイーツや総菜は安いし、便利だったので利用しまくり。
一人暮らしで自炊出来なくても生きていけるじゃん。
④夜は揚げ物とビールで晩酌最高!
⑤休日は買い物に行きたくないのでストックしてある加工冷凍食品で済ます。
…こんな感じです。
グルメでも無い私にとっての食事は「ストレス解消」「空腹を満たすもの」くらいにしか思ってませんでした。
気にしていたのは着色料くらい。それ以外に関しては完全ノーマークでした。
どうして美味しそうに見えるのか、どうして美味しく感じるのか、なんて考えたことがありませんでした。
美味しい色に見せる為、美味しい食感や味にするため、世の中には様々な添加物が使用されています。
・白い砂糖や精製された穀物は血糖値を急激に上下させ、老化を早める
=低GI(血糖値の急激な上昇を抑える)食品を意識して摂る
・綺麗な身体を作るために、良質なタンパク質・油を摂る(間違ったダイエットはこれらが抜けてしまっている人が多い)
・色の濃い野菜や果物は抗酸化作用が強く、アンチエイジング効果抜群
「白砂糖は麻薬並みに危ない」とまで書かれており、空腹時にはアーモンドやドライフルーツを食べると良質な油も同時に取れ、ダイエットにも効果的だそうです。
書籍を読んだ時、私は29歳。パン屋でアルバイトしていた頃程デブでは無かったけど、なんとなく締まりが無い。二の腕、背中肉、腹周りが気になるアラサーでした。
テレビで見たミスユニバースの方達のプロポーションが美しすぎて、この人達を指導している方が書いた本を読んで綺麗になりたい!と購入した訳です。
本に書いてる内容で、ダイエットと健康のために実行したこと
・菓子パンや冷凍食品をやめた(…というか、本を読んだら食べたく無くなった)
・食塩無添加の生アーモンドをおやつにし始めた
・青汁とオメガ3のサプリメントを摂取するようになった
・朝、面倒だったけど毎朝果物を剥いて食べるようになった
・お菓子を買う時は裏面を見て「NG!」な添加物が入っていないものを選ぶようになった
この本読むとね、ほんと、加工品なんて食べたく無くなるのよ。。
結果、3か月後には気がつくと体重が53kg→48kgに。夏の薄手のトップスを着ても背中側が気にならなくなりました。あと、毎日決まって朝排便できるようになり、日中身体が軽いし、寝つきも良くなりました。
体重が減っただけでなく、体質改善出来てきたことを実感出来たんです。
そこからはすっかり健康に気を気を遣うようになり、会社にもお弁当を持参するように。そんなキャラじゃなかったので会社の人にザワつかれました?酒飲みだけはやめられなかったけどね。。
何も考えず、欲望のまま食事をしてしまうと身体に負担がかかります。毒素も溜まってせっかくの栄養素も吸収できなくなります。
エリカ・アンギャルさんが書籍内で書いている「賢く食べること」「摂取するだけでなく、何を排除するかも大事」の言葉を今も思い出し、健康管理しています。
出産後の現在も体重のリバウンドはありません。
その調理、9割の栄養捨ててます!
体質改善に目覚めてからはオーガニック系の野菜を買ったりするようにもなりました。(毎日は金銭的に無理なので。。)
この本は「せっかくいい野菜を買った時は、残さず栄養を摂取したい!」と調べていて購入したものです。
「知っているよー」という項目もありましたし、「え?切り方で栄養摂取効率がかわるの?!」と初耳の項目もありました。
面白かった項目を少しピックアップすると…
ニンジンは切り方の違いで栄養が半減してしまう
ニンジンの代表的な栄養素[カロテン]は含まれる量が外側と中心部では2.5倍も違うそうです。
美肌や風邪予防に必要なβカロテン。この栄養素はニンジンの外側に集中しているとのこと。
ニンジンを放置しておくと葉っぱが延びてきますが、これは中心部の栄養が葉に送られてしまうから。
ということは、中心部は時間が経つほど栄養が抜けてしまうんでうね。
時間が経ったニンジンを千切りや削ぎ切りで内側だけ食べている場合、栄養は殆ど無い、なんてことも。。
ニンジンを使う時のポイントは…
・栄養が抜けないようにニンジンの葉はすぐに切り落とす
・ βカロテンが集中している皮は剥かない
・ 外側と中心を一緒に食べられる乱切り、輪切りがオススメ
ちなみにβカロテンの吸収率を上げるためには生よりも油で加熱すると良いそうです。
白菜は中心部から食べると14倍もお得
新鮮な白菜には中心部のグルタミン酸(旨味・疲労回復成分)は外側の14倍!
白菜は収穫されてからも成長しようと、外側の葉から中心部へ栄養を送り続けるんだそうです。
中心部はまず、新鮮なうちにまず食べること。さらにそうすれば外側の葉の栄養分は中心に行かず、そのまま溜めていてくれるので旨味もアップするんですって。
白菜を使う時のポイントは…
・半分にカットする
・使う分だけの中心部の葉をくり抜いておく
この本読むまでは外側の葉からひん剥いて使ってましたよ。。
ブロッコリーは切ってから4、5分放置してから使う方がいい
ブロッコリに含まれる[スルフォラファン]。抗酸化作用があるのですが、この物質を働かせるために必要なミロシナーゼという酵素が熱に弱く、加熱すると死んでしまいます。
体内でもミロシナーゼは吸収されてしまうため、結果、スルフォラファンは生まれません。
まずミロシナーゼを生み出さないことには抗酸化作用の成分が発生しないのですね。
そこで切る事でこのミロシナーゼが発生し、スルフォラファンを生み出してくれるそうなのです。
野菜によって外側、内側の栄養含有量や送られ方が違うから、効率よく吸収できる切り方や食べ方があるなんて面白いですね。
他にも加熱した方がいいもの、生のまま摂取した方がいいもの、などもあり「え!私勿体ない食べ方してたよ!」と言うものも多くありました。
上述したもの以外にも、栄養素が倍増する、鮮度が長持ちする保存方法が記載されており、お得情報盛りだくさんでした。
老けない人はこれを食べている
健康に気をつけるようになってだいぶ後から購入した本です。
なので自分的には知っている事も多かったですが、日々の食事に気を付けてみよう!と思い始めた方にはお役立ちな情報が載っています。
老ける原因は酸化と糖化!とし、血糖値を急激に上げてしまう食べ物や、反対に若さをキープ出来る食べ物等を紹介しています。
本の半分くらいは食べるべき食材とその理由等が書かれていて「こう食べるのが大事!」というポイントもまとまっています。身近にある野菜や魚なので、すぐに実践できます。
甘いものやジャンクフードがやめられない方が読むと、抑止効果もあると思います。
食事は毎日の事です。忙しくても少しだけ、自分が何を口に入れているのか見直してみるだけで、体調に変化が現れると思いますよ?