出産するのにどのくらいの費用がかかる?
妊娠中、検診代や検査代にかかった費用は前回書きましたが、今回は出産費用について書こうと思います。
ずばり、出産にかかった費用総額は…
合計;566,290円 (チーン)
内訳はこんな感じでした↓
- 入院費;60,000円
- 分娩介助料;334,000円
- 新生児管理保育料;78,000円(13,000×6日間)
- 産科医療保障制度;16,000円
- 検査・薬剤料;16,410円
- 吸引分娩;42,860円
- 入院中の食事代;4,140円
- その他;14,880円
内訳中の分娩介助料が高いのは何となくわかるけど、新生児管理保育料一日1万3千円…大人の一泊ホテル代くらいしっかりかかってますね。
まあ、目を離すと消えてしまうそうな小さな命を預かる訳ですし、毎日体重や授乳量やミルク量を細かくチェックされるからそんなものなのかな。
入院中は昼夜ずっと母子同室で、夜中は多い時は1時間に一回授乳。睡眠不足でヘロヘロになった日もありました。
これだけしっかりお金とられてるなら、無理せず少し看護師さんに預ければよかったかな(笑)
出産時、肛門近くまで裂けた傷が痛くて、痛み止めや軟膏ももらっていたので、薬代もかかったと思います。
「その他」の項目の内容は分娩セットの費用。
お尻ふきやおむつ、乳頭ケアクリームなど、入院中と産後に必要なグッズが一式がセットになったものです。
吸引分娩は保険適用になるので、記載している「42,860円」は自己負担分のみの金額です。
吸引分娩は自然分娩と違って異常分娩扱いになります。なので民間の保険会社の医療保険に加入していれば保険金がもらえますよ。
吸引分娩による会陰切開、縫合手術も対象になるようですね。
自然分娩時の場合でも、会陰切開・縫合手術が保険の対象になる場合があるようです。
私は保険に加入していなかったので残念ながら吸引分娩の自己負担分は自腹になりました…
出産手当金をもらうための書類申請も忘れずに!
この項目の他に出生届の文書料が3,000円、出産手当金の書類作成依頼に2,000円、計5,000円かかりました。出産費用内訳にはこの書類作成費は含まれませんので、自分で申請が必要です。
出産手当金を申請する際に必ず必要な書類なので、忘れずに医療機関に依頼しましょう。
全額自己負担では無い!出産育児一時金とは?
出産費用は566,290円でしたが、全額負担するわけではありません。ここから【出産育児一時金】42万円が差し引かれます。
妊娠4ヵ月以上の方が出産した場合に、健康保険から一児につき、42万円の補助金が支給されます。
出産育児一時金の事は妊娠中から知っていたのですが、先に自分で立て替えて、後から申請して給付されるものだと思っていました。
「何十万も立て替えるのしんどいなー、お金足りなくなったらどうしよう…」と不安になっていましたが、大丈夫でした!
うちのように蓄えが無い家庭に優しい制度があるんです✨
直接支払制度という仕組みで、健保組合が出産した医療機関に対して直接出産育児一時金を支払ってくれます。
これにより、出産時に支払った金額は
(566,290円+書類作成費5,000円)ー420,000円=151,290円でした。
42万円という金額は、分娩をする病院が産科医療補償制度加入機関である場合の金額です。
産科医療補償制度加入機関の場合は産科医療保障制度の掛け金16,000円が上乗せされての42万円となります。
産科医療補償制度の対象外の病院での分娩の場合はこの掛け金が無いため、出産育児一時金額は42万から掛け金16,000円を引いた、40万4000円になります。(2018年度時点)
出産費用は医療費控除の対象になる?
出産費用も医療費控除の対象になります。
ただし全額では無く、出産育児一時金を差し引いた額。
私の場合だと実際に払った151,290円から文書作成料を引いた146,290円が医療費控除の対象となります。
私は吸引分娩だったので高くついてしまったけれど、ちゃんと確定申告で医療費控除の申請をしました。
妊娠・出産するととにかく健診代や出産代がかかりますが、実費分は医療費控除の対象ですので、忘れずに申請しましょうー。
出産手当金、育児給付金についてはこちらにも載せてあります。私も実際にもらった金額も記載してますので良かったら参考になさってください。
正社員じゃなくても出産に関わるお金、もらえるの?⇒もらえました 私は派遣社員ですが、派遣会社の社会保険・雇用保険に加入していたので出産手当金・育児休業給付金の両方ともきちんと貰う事が出来ました。 まず気になるのが 子供[…]